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ローソク足とボリンジャーバンド 前編

基本的に、ボリンジャーバンドはローソク足と組み合わせて表示されます。ローソク足は実際の値動きと現在値を示し、ボリンジャーバンドはそこから得られたデータを元にバンド幅を算出しています。

よく「ボリンジャーバンドの上限にタッチした」とか表現されますが、これはローソク足がボリンジャーバンドの上限に到達したという意味です。

これが基本的なローソク足とボリンジャーバンドの関係ですが、これに加えて知っておきたい基本的な事項がありますので、それを解説しましょう。

前編である今回は、ローソク足との連動制について。

ローソク足とボリンジャーバンドは、常に連動しあって動いています。最初から関連のある算出方法になっているので当たり前なのですが、そこから面白い現象が見えてきます。

ボリンジャーバンドの性質上、バンド幅の範囲内で上下している値動きは上か下のどちらかにタッチすると反転して、再びバンドの中に戻ってくる動きをします。これがボリンジャーバンドの最も簡単な使い方ですが、それではどこまで戻るかご存じですか?

全ての場合と言い切ることは出来ませんが、ボリンジャーバンドの上下にタッチしたローソク足は、多くの場合バンド幅の中央、つまり移動平均線まで戻ってきます。そこで再び方向感を探り、上に行くか下に行くかを探ります。

この性質を利用した戦術を、次回から2つご紹介します。




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