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注文状況と組み合わせてみる
前回まで、ボリンジャーバンドと色々なテクニカルチャートを組み合わせた相場分析を解説してきました。
今回は、テクニカルチャートとは違う、別のマーケット要因をボリンジャーバンドと組み合わせる手法をご紹介します。
今回使うのは、注文状況です。
外為どっとこむなど、一部のFX取引会社では自社の注文状況をグラフ化して公開しています。どの価格帯にどれくらい売買注文が入っているかといボリュームを知ることができるので、その価格になった時にどれくらいの注文が発動するかが分かります。
ボリンジャーバンド相場の転換が示唆されて、逆張りを検討しているとしましょう。その時に注文状況を見てみてください。同じように逆張りの注文を入れている人がどれだけいるのかが分かるので、それが分厚ければ抵抗帯として機能してくれそうなので、予定通り逆張りという判断になります。
しかし、その少し先に大量のストップ注文が入っているとします。これはつまり、その逆張り注文にあまり自信がなく、すぐに手じまいすることを考えていることも透けて見えます。この場合は、同じようにショートストップが良いかも知れません。
また、逆張りを成立させた後の利食いについても、どの辺りに反対売買の注文が入っているかを知ることで、そこで相場が一旦止まることが予測できるので、利食いポイントとなります。
2017年12月24日
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